天然木の薄板を合板などの基材に貼り合わせたものを突板と呼びます。
木目の美しさを生かしつつ、反りや割れが起こりにくいのが特徴です。無垢材と同様に経年変化を楽しめますが、無垢材とは異なる特徴も持ち合わせています。
無垢材との違い
無垢材は一枚板から作られるため、木目が大きく変化しやすく、反りや割れが起こりやすいという特徴があります。
突板は薄くスライスした木を貼り合わせるため、木目の変化は少なく反りや割れも起こりにくいという特徴があります。
取り扱いについて
突板は無垢材と同様に自然素材のため、乾燥や湿気に弱く温度変化にも注意が必要です。
また表面を傷つけないように、鋭利なもので擦ったり強い衝撃を与えないようにご注意ください。
オーダーについて
木の個性として同じ木目や色の突板は存在しません。そのため木目や色の指定はお受けできません。
突板は、無垢材の美しさと合板の安定性を兼ね備えた素材です。木の温もりを感じながらどうぞ長くご愛用ください。